新生活の準備、ワクワクしますよね。家具や家電を選んでいる時間は、未来の暮らしを想像できる楽しいひとときです。でも、ふと「一人暮らしでテレビは買うべきか?」と悩み込んでしまうこと、ありますよね。今はスマホで動画も見られるし、テレビなしでもニュースには困らない時代です。
「やっぱりいらない? NHK受信料も節約したい。でも、実家には当たり前にあったし、ないと寂しい気もする。」そんなふうに気持ちが揺れ動いていませんか?
SNSや知恵袋を見ても意見は様々で、余計に迷ってしまいます。若者の間ではテレビなしを選ぶ割合が増えていますが、一方で「テレビの代わりに買ったプロジェクターが合わなかった」「リアルタイムで推しの出演番組が見られず後悔した」といった失敗談も多いんです。
この記事では、客観的なデータや実際の体験談をもとに、テレビが必要な人とそうでない人の違いを掘り下げていきます。さらに、テレビを買う場合のサイズ選びから、代替手段まで徹底解説。
「一人暮らしでテレビは買うべきか?」の答えは、自分のライフスタイルの中にあります。自分にぴったりの選択肢を見つけて、快適な新生活をスタートさせましょう。
- 若者のテレビ所有率とテレビが必要な人・不要な人の違い
- 先輩たちのリアルな体験談から学ぶメリット・デメリット
- プロジェクターやモニターなどの賢い代替アイデア
- 買ってから後悔しないためのサイズ選びと処分コスト
一人暮らしでテレビを買うべきか迷う人へ:必要派と不要派の境界線
「一人暮らしでテレビを買うべきか?」という問いに対して、正解はひとつではありません。生活スタイルや価値観によって、その答えは180度変わるからです。まずは、世の中の「テレビ事情」がどうなっているのか、客観的な数字から見ていきましょう。
- 一人暮らしでテレビなしの割合は高い?若者のテレビ所有率
- ニュースはどうする?テレビなしのメリット・デメリット
- NHK受信料の負担もテレビをいらない理由のひとつ
- 知恵袋などの体験談から学ぶ!必要派・不要派のリアルな声
一人暮らしでテレビなしの割合は高い?若者のテレビ所有率
かつて「三種の神器」と呼ばれたテレビですが、若者にとっては必須アイテムではなくなりつつあります。2023年にLINEリサーチが行った調査(全国50,000人)によると、全体でのテレビ所有率は9割を超えているものの、これを「単身世帯」、特に若年層に絞るとその数字はガクンと下がります。
10代の単身者のテレビ所有率は58%、20代でも69%で、テレビよりもパソコンの所有率の方が高くなっているという結果が出ているのです。つまり、若くして一人暮らしをしている人たちの間では、テレビを持たない選択は決して珍しいことではありません。
参考:LINEリサーチ
テレビ離れが進んでいる最大の理由は、やはりスマートフォンの普及です。総務省のデータを見ても、10代・20代のインターネット利用時間はテレビ視聴時間を大きく上回っています。YouTube、Netflix、TVerなどの動画配信サービスがあれば、エンターテインメントに困ることはありません。
参考:令和6年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査|総務省
2023年の民放連研究所の調査(全国6,188人)でも、テレビを持たない理由のトップは「YouTubeがあればテレビはいらないから」で、約26.6%を占めています。
参考:民放online
「見たい時に、見たいものを見る」。このオンデマンドな視聴スタイルが定着した今、決まった時間に放送されるテレビ番組に縛られる必要性を感じない人が増えているのは自然な流れです。
ニュースはどうする?テレビなしのメリット・デメリット
もしテレビを置かないと決めた場合、毎日の生活はどう変わるのでしょうか。「テレビなし生活」にも向き・不向きがあるのも事実です。ここでは、テレビを持たない場合のメリットとデメリット、そして災害・緊急時という観点からの弱点を整理しておきます。
テレビなしのメリット
最も分かりやすく、即効性があるメリットは「お金と時間とスペース」の節約です。
テレビ本体の購入費用がかからないのはもちろんですが、ランニングコストの削減効果も見逃せません。地上波放送を受信する設備を設置しなければ、原則としてNHKの受信契約を結ぶ必要がなくなります。一人暮らしにとって、この節約効果はかなり大きいはずです。
また、テレビがなければ、自分が見たいコンテンツや必要な情報だけをアプリやサイトでピンポイントに選択できるようになります。テレビ番組に時間を拘束されず、視聴時間をコントロールできるので、読書や趣味、勉強など、自分のために使える時間が増えるかもしれません。
さらに、部屋づくりの自由度も格段に上がります。一人暮らしの狭い部屋で、テレビとテレビ台はかなり場所を取る存在です。これらを置かないだけで、部屋の床面積が広く使えるようになります。
空いたスペースにソファを置いたり、大きめのデスクを入れたり、収納を増やしたりと、自分の好きな家具を優先できるのは嬉しいですよね。視覚的な圧迫感が減り、掃除もしやすくなるでしょう。
テレビなしのデメリット
一方で、テレビがないことによる不便さもしっかり理解しておく必要があります。一番の懸念点は「情報が受動的に入ってこない」ことです。
テレビなら、電源を入れておくだけでニュース番組や速報が自然と目に入ってきますが、テレビがないと自分からアプリやサイトを開かない限り情報は遮断されがちです。ニュースや情報を積極的に取りに行く習慣がない人ほど、世の中の動きから徐々に疎くなってしまうリスクがあります。
また、「大画面での視聴体験が制限される」という点も、多くの人が感じているデメリットです。スマホやタブレットでも視聴はできますが、複数人で楽しむときや、ライブ・スポーツの臨場感を求めるときには、やはり大画面ディスプレイのほうが満足度が高いと感じる人が多いようです。
さらに、「静寂」が意外なストレスになることも。実際に、一人暮らしで「家にいるときは常にテレビをつけっぱなしにしている」「消すと急に寂しくなる」といった声は多く、テレビを“生活音”として利用している人も少なくありません。
NHK受信料の負担もテレビをいらない理由のひとつ
先ほども触れましたが、一人暮らしの家計を地味に圧迫するのが、NHK受信料という固定費です。独立して世帯を持つと、支払い義務は自分に降りかかってきます。「あまり見ないから」といってスルーできる問題ではないので、正しく理解しておきましょう。
年間1万円以上の固定費をどう捉えるか
NHKの公式サイトにも明記されている通り、受信料は「協会の放送を受信することのできる受信設備(テレビなど)を設置した者」に支払いの義務が生じます。2023年に受信料の値下げが行われましたが、それでも年間で1万円を超える出費になります(契約形態による)。
特に新社会人にとって、この出費は決して小さくありませんよね。「ほとんど見ないのに、テレビがあるというだけで料金が発生するのはコスパが悪い」と感じる人が多いのも無理はないでしょう。
前述の2023年の民放連研究所の調査でも、テレビを持たない理由として、「NHK受信料を払いたくない」が2位(全体の24.0%)にランクインしていました。
参考:民放online
「見ないから払わない」は通じない?
よくある勘違いですが、「テレビはあるけど見ないから契約しない」という理屈は制度上通りません。チューナー(放送を受信する機能)がついたテレビを設置した時点で、契約の対象となります。
逆に言えば、チューナーが入っていない「チューナーレステレビ」や「モニター」、「プロジェクター」であれば、原則として受信契約の対象外となります。
最近では、あえてこうした機器を選び、ネット動画やゲームの専用スクリーンとして活用する人が増えています。固定費を極限まで削りたいと考えている人にとって、この「受信料の有無」は、テレビ購入の是非を決める決定的な要因になり得るのです。
知恵袋などの体験談から学ぶ!必要派・不要派のリアルな声
理屈やデータも大事ですが、やっぱり一番参考になるのは先輩たちの生の声ですよね。SNSや匿名掲示板、Q&Aサイトには、建前のない本音が溢れています。
「買わなくて正解だった!」という人もいれば、「やっぱり必要だった」と後悔する人も。自分に近い感覚のコメントを探してみましょう。
必要派:テレビのある生活に価値を感じる人たち
まずは、「テレビがあった方が便利」と感じている人たちの声です。
BGM代わり&部屋の雰囲気を明るくするためにずっとつけてるよ。消したら寂しさに襲われる
出典:ガールズちゃんねる
なんだかんだ朝の情報番組見たり、NetflixとかTverをテレビの大きい画面で見たいからわたしは必要。
出典:ガールズちゃんねる
私も2年くらいテレビ無かったけど買いました
ニュースと天気予報くらいしか観ないけど
朝の支度や夜家事しながら点けておくと、スマホより便利です出典:ガールズちゃんねる
彼氏とかできて、家で映画見たりとかするときテレビあったほうが個人的に便利だと思う。
出典:Yahoo!知恵袋
必要派の主な理由は以下の点にあります。
- 映画・ドラマ・ライブを大画面で見たい
- テレビの音があると安心する
- 朝の情報番組を時計代わりにしている
- テレビがある方が興味のない情報も入りやすい
不要派:テレビなしでも快適に生活できる人たち
一方で、「なくても全然平気だった」という声も数多く寄せられています。
今はTVerあるし、話題の番組も見られるから人との会話で置いてけぼりみたいにもならないし、普段は音楽聞くか、ラジオかけっぱなし。映画やゲームはプロジェクター。
出典:ガールズちゃんねる
10年以上テレビが無い暮らしですが、全く問題ありません。
パソコン、スマホ有れば十分すぎます!出典:ガールズちゃんねる
私はテレビ見るとイライラするからないほうが落ち着いて生活出来る。
嘘っぱちやらせ番組に偏向報道は大嫌いなんで、静かなほうが私には向いてます。出典:ガールズちゃんねる
最初は違和感ありましたが慣れました
電気代より受信料の方がデカいかなと思います出典:Yahoo!知恵袋
不要派の主な理由は以下の点にあります。
- 動画サービスやSNSがメインの情報源
- モニターやプロジェクターなどを使っている
- テレビ番組が好きではない
- NHK受信料を払いたくない
一人暮らしでテレビを買うべきか決めるための代替案と出口の視点
ここまで読んでもまだ、一人暮らしでテレビを買うべきか迷っている人もいるでしょう。0か100かで決める必要はありません。従来のテレビ以外にも、映像を楽しむ手段はたくさんあります。
この章では、現代のライフスタイルに合わせた賢い選択肢と、意外と見落としがちな出口戦略について掘り下げていきます。
- タブレット・モニター・プロジェクターはテレビの代わりになる?
- テレビを買うと決めた場合のサイズの選び方と部屋の圧迫感
- ライフイベントを見据えた2年後、3年後のシミュレーション
- 意外と知らない「捨てるコスト」:家電リサイクル法の罠
タブレット・モニター・プロジェクターはテレビの代わりになる?
テレビ番組は見ないけれど、映画やライブは大画面で見たい。そんなニーズに応えるデバイスたちが今人気です。それぞれの特徴を知って、あなたの部屋にぴったりの「画面」を見つけましょう。
スマホ・タブレットのメリット・デメリット
最も手軽なのが、今持っているスマホやタブレットで済ませる方法です。最大のメリットは、追加費用ゼロで今すぐ始められること。ベッドに寝転がっても、キッチンで料理をしながらでも、好きな場所で映像を楽しめます。場所を取らないので、ミニマリストには最強の選択肢と言えるでしょう。
しかし、長時間の視聴には向きません。画面が小さく、視距離が近くなりやすいので、目や首、肩への負担が大きくなります。また、複数人での視聴や大画面の迫力を求める場合には不向きです。
チューナーレステレビのメリット・デメリット
チューナーレステレビは、見た目はテレビそのものですが、地上波放送を受信する機能がありません。Android TVなどが搭載されており、ネット動画を見ることに特化しています。NHK受信契約の対象外となるケースが多いため、固定費を抑えつつ大画面を楽しみたい人には打ってつけです。
デメリットは、当然ながら地上波のテレビ番組が映らないこと。TVerのリアルタイム配信などでカバーできる場合もありますが、すべての番組が見られるわけではないので注意が必要です。
モニターのメリット・デメリット
モニターをテレビ代わりに使うという手もあります。モニターは映像の反応速度が速く、高精細なモデルも多いため、ゲームや作業用としては非常に優秀です。テレビ特有の映像補正がない分、クリエイターが意図した通りの色味で映像を楽しめるという利点もあります。
ただ、スピーカーの音質が貧弱、あるいはそもそも内蔵されていない機種も多いため、別途外付けスピーカーやヘッドホンを用意する必要が出てくるでしょう。また、多くの機種にはリモコンが付属していないので、画面のボタンを操作するのが少々面倒に感じるかもしれません。
プロジェクターのメリット・デメリット
「部屋を映画館にしたい」というロマンを叶えてくれるのがプロジェクターです。白い壁さえあれば、100インチクラスの大画面を一人暮らしの部屋で実現できます。テレビと違い、使わない時は本体を収納してしまえば、部屋のスペースを圧迫することもありません。
難点は、起動に時間がかかることや、ファンの駆動音が気になる場合があることです。また、部屋を暗くしないとクッキリ見えないため、「朝の支度中にニュースを流し見する」といった使い方は難しいでしょう。壁の模様によっては映像が粗く見えたりすることもあります。
比較表
| NHK受信料 | 大画面の迫力 | 省スペース | おすすめな人 | |
|---|---|---|---|---|
| 普通のテレビ | 必要 | ◎ | △ | 地上波放送をリアルタイムで見たい人 |
| スマホ・タブレット | 不要 | × | ◎ | 手軽さ重視の人 |
| チューナーレステレビ | 不要 | ◎ | △ | ネット動画を大画面で見たい人 |
| モニター | 不要 | 〇 | 〇 | ゲームやPC作業がメインの人 |
| プロジェクター | 不要 | ◎ | ◎ | とにかく大画面で見たい人 |
テレビを買うと決めた場合のサイズの選び方と部屋の圧迫感
「やっぱりテレビが必要だ」と決断した場合、次に悩むのがサイズです。家電量販店の広い売り場で見ると小さく見えても、狭い部屋に置くと想像以上の存在感を放ちます。大きすぎて後悔しないよう、適切なサイズ感を押さえておきましょう。
一人暮らしの部屋に最適なサイズ
一般的に、テレビの視聴距離は「フルHDの場合は画面の高さの約3倍」が目安です。一人暮らしの平均的な部屋(6畳〜8畳)であれば、32インチから40インチくらいがバランスの良いサイズと言われています。32インチの場合、視聴距離は約1.2メートルになります。
- 32インチ:コンパクトで圧迫感なし。価格も安い。
- 40〜43インチ:迫力が出るが、圧迫感を減らす工夫が必要。
- 50インチ以上:オーバースペック気味。
ライフイベントを見据えた2年後、3年後のシミュレーション
今のことだけでなく、少し先の未来を想像してみることも大切です。実は、一人暮らしの期間って意外と短いことが多いんです。転勤、転職、あるいはパートナーとの同棲や結婚。ライフステージの変化は突然訪れます。
単身世帯の平均居住期間は意外と短い
日本賃貸住宅管理協会のデータによると、単身世帯がひとつの賃貸物件に住む平均期間は約3年3ヶ月だそうです。意外と短いと思いませんか?学生なら卒業まで4年、社会人なら転勤まで数年。今買うテレビは、「一生モノ」ではなく「数年間の相棒」になる可能性が高いのです。
そう考えると、本当にハイスペックなモデルを買う必要があるのか、冷静になれますよね。「次の引っ越しで荷物にならないか」「同棲したらもっと大きいのが欲しくなるんじゃないか」そんな視点を持つと、リーズナブルなモデルという選択肢も視野に入ってくるかもしれません。
参考:第28回 賃貸住宅市場景況感調査『日管協短観』|公益財団法人日本賃貸住宅管理協会
意外と知らない「捨てるコスト」:家電リサイクル法の罠
買うときはワクワクして忘れがちですが、テレビは手放すときが一番面倒なんです。普通のゴミとしてゴミ捨て場にポイッ、というわけにはいきません。
テレビは“粗大ゴミ”ではなく“リサイクル対象”
テレビは「家電リサイクル法」の対象品目です。そのため、自治体の粗大ゴミ収集センターに電話しても、「引き取りできません」と断られてしまいます。
処分するには、郵便局でリサイクル券を購入して指定引取場所に持ち込むか、家電量販店や自治体のの許可業者に引き取りを依頼する必要があります。
リサイクル料金の目安と総額イメージ
では、具体的にいくらかかるのでしょうか。
- リサイクル料金:メーカーやサイズによりますが、1,300円〜3,700円程度。
- 収集運搬料金:回収してくれる業者や小売店に支払う費用。数千円かかることも。
さらに、新しいテレビは買わず、処分のみを自宅回収で依頼する場合は「訪問回収費」が加算されます。これを合わせると、合計6,000〜9,000円程度の出費が発生することもあります。
買うときは数万円、捨てる時も数千円。この「見えないコスト」も含めて、本当にテレビが必要かどうかを判断してみてください。
まとめ:一人暮らしでテレビを買うべきか?自分らしい答えを見つけるために
今回の記事のまとめです。
- 若い単身世帯ではテレビよりPCを持つ人が多く無理に買う必要はない
- テレビを持たないとNHK受信料や購入費が浮いて家計が少し楽になる
- ニュースや情報はスマホアプリやSNSを活用すれば十分に入手できる
- 映画やライブを大画面で見たいならプロジェクターも有力な選択肢になる
- テレビを処分する際はリサイクル料金と手間がかかることを忘れないでおく
- 自分のライフスタイルに合わせて心地よい視聴環境を選ぶことが正解
- まずはテレビなしで生活を始め必要性を感じてから検討しても遅くない
一人暮らしでテレビを買うべきか、その答えはそれぞれの生活スタイルの中にあります。スマホだけで身軽に過ごすのも、大画面で推し活に没頭するのも素敵な選択ですよね。
迷っているなら、まずはテレビなしで新生活をスタートさせてみて、どうしても欲しくなったら迎える形でも遅くはありません。自分に合った選択で、快適な一人暮らしを実現しましょう。


